ブランドロゴを自分で商標登録する方法 その7【そのブランドロゴ登録して大丈夫?J-PlatPatの使用方法】

商標登録

こんにちは!yoshiです!

いよいよ事前準備の最終段階になります!

さて、今回は「J-PlatPat」という特許庁のサービスを使い、
「ブランドロゴやブランドネームが先に商標登録されていないか確認しよう!」という工程です。

前回までの振り返り

今の状況はこちらです。

「J-PlatPat」とは特許庁の運営している特許や商標の情報のサイトです。
既に登録されている特許や商標が一覧で表示されたり、検索することができます。

また、登録までされていなくても出願されている商標を見ることもできます。

商標出願を行う際に気を付けなければならないことは、「ほかに類似・相似の商標登録やマークなどが無いか。」ということです。
つまりは似たマークや名前、ロゴがあると商標出願しても特許庁に拒否され、最悪、骨折り損のくたびれ儲けになる可能性があるということです。

今回は誰かの商標と被っていないかの調べ方を教えます!

海外の商標については今回は一旦置いておきます。

似たロゴマークや商標があるかどうか探す方法としては、「ネットで画像検索」という方法もありますし、それもやってほしいですが、
しかし、本格的に商標登録できるかどうかに関しては「J-PlatPat」を活用してください。

J-latPatの活用方法

「J-PlatPat」の活用の仕方と、自分の考えているロゴマークや商標が登録できるかを確認する方法をみていきましょう。

例えば、私の運営している Made in Japanに拘ったライフスタイルウェアブランド「ペンギンアパレル」の商標を例にしてみましょう。
「ペンギンアパレル」というブランドでは「ペンギンアパレル」という名称と、「ペンギンアパレル」のテキストロゴ、紳士の姿をしたペンギン「シンシペンギン」のロゴマークの3つを登録しています。

実際に登録されているペンギンアパレルのロゴマーク


実際に登録されているペンギンアパレルのロゴマーク(紳士服のペンギンのことです)

※ロゴマークは私は自分でデザインしました

J-latPatの操作方法

まずは
J-PlatPat」のトップページへアクセス。

簡易検索画面から自分のロゴマークで使っている意匠や、商標の名称に近いものを検索してみます。
今回はペンギンのマークなので、「ペンギン」とか「ペンギン 紳士」とか調べていきます。

特許や意匠も含めた四法全て調べてもいいですが、検索すると出てくる量が多すぎるので商標のみでいいでしょう。

すると「ペンギン」で登録している商標やロゴマークがわんさか出てきました!
その数何と427件(2022年6月現在)!

実際に目で見ながら似たマークや名称などが無いか探していきます。

もし似たマークであっても、登録した分類以外では使うこともできるかもしれませんが、社会的な批判や影響を考えれば
ここで似たマークがあれば商標の出願は控えたほうが良いでしょう。

もし他の商標と被らないマークをデザインしてほしいという方がいれば、yoshiも有償にてロゴデザインを承っております!
修正の回数にもよりますが、1万円~(要相談)で承っております。
もちろん、商標登録をしてもしなくても、ただロゴマークをデザインするのもOKです!

過去、私がデザインしたパーソナルコンサルティングのロゴマーク

名刺に使うとのことでシルエットのみも作成。

人材サービスの会社様のロゴマークも作成


まとめ

さて、話はそれましたが、こうしてJ-Platpatを使って商標を探していってください。
「数が多くて探しきれない!」という方は専門家に頼むのもありでしょう。

今ですと、有償ではありますが、弁理士の方に商標登録のサポートをお願いできるサービスも
かなり依頼しやすくなってますので確認してみてください。

その辺りの商標登録の出願を代わりにやってもらえるサービスの本当のところと比較については「ブランドロゴを自分で商標登録する方法 番外編【商標登録のサポートをしてくれるサービスとを徹底比較!自分で登録するのとどちらがお得?】」という別の記事でご紹介してますのでぜひ、ご覧になってください。

ただ、ロゴマークの場合、名称が登録されていないこともあるので同時に画像検索で検索してみてください。

ちなみに「ペンギンアパレル」のシンシペンギンのロゴマークはコウテイペンギンをモチーフにしています。
コウテイペンギンをモチーフにしている理由としては色々あるのですが、ペンギンをモチーフにしたロゴマークは多数ある中でコウテイペンギンをモチーフにしたマークがほとんど無かったことも理由のひとつです。

このようにデザインする前に他のロゴマークと被らないようにしておくのもそもそも必要ですね。

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