ブランドロゴを自分で商標登録する方法 その2【出願料とは?】

商標登録

こんにちは!

パーソナルスタイリストのyoshiです。

さて、商標登録の具体的な方法の前に出願って何?出願料って何?というところからお話ししたいと思います!

商標登録の流れ

まず、商標登録する流れは下記の通りです。

商標登録も見ての通り、高校とか大学受験みたいに出願料がかかります!

出願料は下の通り

3,400円+(8,600円×区分数)

区分数というのは、簡単に言うと商品やサービスの分類・カテゴリですね。

例えばアパレルでいえば、鞄だと区分は18
被服、つまり通常の服とかアパレルだと区分は25

といった具合です。

なので、例えば下のペンギンアパレルのロゴ。

これを使って被服でブランドの商品を作りたい!という場合にはペンギンアパレルのロゴを2区分で商標登録する必要があります。

3400円+(8600円×2)=20600円

ということになりますね!

この時点で高い・・・!となった方は最初は商標登録しないほうがいいかも・・・。

ブランドが有名になってきた段階で商標登録するようにしましょう!

気を付けなきゃいけないのは、他の人もあなたの考えたブランドロゴなどを商標登録できてしまうのでできるだけ早めに商標登録しましょう!

もしくは今、自分の必要とするものだけ最初は登録しましょう。

例えば鞄はまだ作る予定ないから被服だけにしよう。ということなら

3400円+(8600円×1)=12000円

となります。
ブランドが認知されて、商品が増えるにつれ、段々区分は増やしていくと良いと思います!

出願料は手続料金計算システム(特許庁の出願料計算シミュレーションサイト)で確認してみてください!

登録できないものの例は?

果物にappleと名付けてもダメだが果物以外なら通る可能性あるかも?

さて、出願したら特許庁の商標審査官が商標登録していいものかどうかを審査します。

審査され、通過した場合は登録査定という書類が特許庁から届きます。

但し、審査した結果、拒絶されることもあるようです。

拒絶理由は様々ですが、特許庁のホームページによると下の通りです。

登録できない商標の例

◆他人の商品・サービスと区別するマークとして機能しないもの(商品・サービスの品質を示すにすぎない商標)
例)商品「野菜」について「北海道」の文字
例)商品「果物」について「APPLE」の文字

◆公共機関のマークと紛らわしい等、公益に反する商標

◆他人の登録商標又は広く知られた著名な商標等と紛らわしい商標

などなど・・・まぁ、要はアパレルブランドで気にすべきなのは「他人の登録商標」と似たような商標じゃないかというところが重要ですね。

似てるマークなどが無いか調べる方法については「ブランドロゴを自分で商標登録する方法 その7【そのブランドロゴ登録して大丈夫?J-PlatPatの使用方法】」で紹介しています!

以上、出願料と出願についてでした!

出願料が正しく納入されたら登録査定が届きます。
そうなったらいよいよ登録料の納付へ!

次回、登録について解説します!

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